パナソニックのGH2がいよいよ発表された

フォトキナでリリースされるとの噂は予ねてからあり非常にこの日を楽しみにしていた

まず、GH1を使っていて思うことだが、数多くデジ一の動画がリリースされているなかで、

フルタイムオートフォーカスは、ホームビデオを撮影する上でこの上なく便利だ

そして、バリアングル液晶-しかもカメラの左サイド-は、使い慣れると他は考え難い



フルHDムービーの進化は


待ちに待った「GH2」だが、焦点はここに置いていた

1. 1920×1080 59.94p

2. 3D撮影


そこで、HPの仕様と睨めっこ

AVCHD設定時:
1920×1080(シネマモード・24H:24Mbps、24L:17Mbps)、24p記録(センサー出力 24コマ/秒)
1920×1080(FSH:17Mbps、FH:13Mbps)、60i記録(センサー出力 60コマ/秒)
1280×720(SH:17Mbps、H:13Mbps)、60p記録(センサー出力 60コマ/秒)


まず、1080/60p撮影が無いではないか・・・

実は当方、GH1では24pのプロダウンの60コマ出力のフルHDではなく、

720/60pを使用している。映像の滑らかさへの利点と、フルHDでパンをしたときが如何にも耐え難い絵になるからだ

よって、今回、1080/60p の噂が出たときから期待していた

EDIUS 6が1080/60pの編集に対応したと発表されたものだからなおさらだったのだ


では、フルHDの仕様は?となると、

24pになるのだ。センサー出力はそのままになり、ビットレートが24Mbpsに向上した

これはAVCHDの最高ビットレートだ

しなしながら、なぜに59.94iではないの?とがっかりしてしまう

念のため、他社と比較すると、Sony α55は、17Mbpsだから一日の長があるのだが。

Nikon D5100やD7000は、QuickTime(H.264)にフォーマット変更し、

ビットレートは未だ不明のため比較できないので保留にしておく


実は、Panasonicのビデオカメラ TM-750では、AVCHD規格を逸脱した

28Mbpsで1080/60pを実装しているため、GH2にもこれを期待していた

Canon EOSが H.264で40Mbpsなわけだから、ちょっとは勝負して欲しかったという感が有る



パナソニック 3Dは、デジ一の世界も席巻?


次に3Dの撮影である これもTM750で話題になっている

3Dレンズも発表され、これは来たか?と思ったが、

静止画撮影時のみのようだ



と、これは私が期待していた機能が搭載されなかったということになるのだが、

実は、タッチパネル対応であったり、HDMIからリアルタイム出力できるようになっていたり、

ダイヤルの改良のような細かな点など、かゆいところに手が届くカメラになっていると思われる


次回もう少し掘り下げて、GH2の可能性を探りたい