名匠ルネ・クルマン監督とアロン・ドロンの「太陽がいっぱい」に続く作品ということで観賞。


遊び人マルク(アラン・ドロン)は、ギャングの女に手を出し追われる羽目に。

富豪の未亡人バーバラと、そのいとこのメリンダ(ジェーン・フォンダ)のところで、

ドライバーとして雇われることになる。

だが、そこでもマルクは、バーバラに気を寄せる。

メリンダもマルクに魅せられるのだが、それは嫉妬へと変わる。

そして、ギャングの追っ手も忍び寄る・・・


「太陽がいっぱい」とは別路線のサスペンス・スリラーで、そこまで緊迫感はない。

そこが、名作には成り得なかったのかもしれない。

しかし、若き日のアラン・ドロンと、後に大女優へと飛躍する、

こちらも幼きジェーン・フォンダの共演というだけで映画ファンには楽しめる。


ヌーヴェル・ヴァーグを支えたカメラマン アンリ・ドカエ、

ミッション・インポッシブルの音楽でおなじみのラロ・シフリンと脇を支えるスタッフにも強力。



現在発売中のDVDは、下記2種。

DVDは、4:3のシネマスコープサイズ。未だBlu-ray版の発売の予定がないが、1

6:9のシネマスコープサイズで、HD化して発売して欲しい。

危険がいっぱい [DVD]/アラン・ドロン,ジェーン・フォンダ
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