Nikonよりデジタル一眼レフカメラのエントリーモデル「D3100」が9月16日発売でリリースされた。
昨年発売された「D3000」の後継モデルとなり、CMOSセンサーには新開発のものが採用されている。
注目すべきは、Nikon Dムービーの動画フォーマットが変更されている。
Dムービーといえば、1280×720 24Pという1920×1080のフルHDといわれるハイビジョンサイズよりは
小さく、フレームレートという一秒間の動画を構成するピクチャの枚数が、標準の30ではなく、
フィルムライクな24Pを採用していた。ところが、先立ってデジタルカメラでフルHDモデルが登場していたので、
私にとっては予想通りではあったが、フルHDムービーを搭載してきた。
そこで、今回から採用される動画の仕様を見てみよう。
解像度:1920×1080
フレームレート:24p(23.976fps)
ファイルコンテナ:QuickTime(拡張子.mov)
映像コーデック: MPEG4 AVC/H.264
音声コーデック: リニアPCM
ビットレート:??
センサーサイズ:APS-C
以上のように、フルHD撮影に対応し、コーデックがAVCHDなどで採用されるMPEG4 AVC/H.264
になったのがよい。MotionJPEGと違い圧縮方式の向上で長時間撮影ができ画質も向上しているはずだ。
QTコンテナを採用しているが、後はビットレートがどれくらいかが気になる。
これによって、EOS Kiss X4などでCanonが採用するEOSムービーと比較できる。
サンプルムービーではやくレベルを確認してみたいものだ。
細かいところでは、EOSムービーと同じくビデオのフレームレート23.976fpsになっている。
これまで、D90で先駆けて一眼レフの動画を搭載して注目されていたが、
Nikonユーザーにとっては、他社の動向に焼きもちしてきたことと思う。
ここからが、Nikonの動画への意気込みを再確認できるモデルとなるだろう。
Nikon デジタル一眼レフカメラ D3100 ボディ D3100
Nikon デジタル一眼レフカメラ D3100 レンズキット D3100LK